株式会社リメーク

工法紹介

泥水式推進工法

泥水式推進工法

大中口径菅
密閉型

機械掘削なので推進速度が速いので、
短納期かつ長距離推進が可能

泥水式推進工法は、切羽と隔壁間のカッタチャンバ内を泥水で満たし、泥水圧を切羽(掘削面)に作用する土圧および水圧に見合う圧力に、その泥水圧を保持することにより切羽(掘削面)の安定を図り、カッタヘッドで掘削しながら立坑に設けた元押ジャッキの推進力により推進管を推進、埋設する工法です。
掘削土は泥水と混合して排泥水として坑外へ流体輸送され、排泥水は坑外に設けた泥水処理設備により土砂と泥水に分離されます。
泥水は送泥水として再び切羽へ送られ、送泥水、排泥水の管路系統は循環回路になっています。

刃口推進工法との違い

・適用土質が広範囲。
・長距離推進が可能
・機械掘削なので推進速度が速いので工期が短い
・切羽(掘削面)が密閉されているので安全。
・機械費および仮設費が割高。
・推進時、切羽(掘削面)で障害物と遭遇した場合に対応が困難。

土圧式、泥濃式との違い

・地下水圧が高、地下水圧の変化が激しい、透水係数の高い土質等、厳しい地下水条件においても切羽(掘削面)の安定制御が容易なので適応性が高い
・泥水処理プラントを設置するための用地を必要とする。
.また、プラントの騒音振動の対策必要となる。

土圧式推進工法

土圧式推進工法は、切羽(掘削面)と隔壁間のカッタチャンバ内およびスクリュコンベヤ内を掘削土砂あるいは掘削土砂と添加材とを攪拌混合した土砂(泥土)で満たし、切羽(掘削面)の安定を図り、カッタヘッドで掘削しながら立坑に設けた元押ジャッキの推進力により推進管を推進、埋設する工法です。
掘削土は、推進速度に見合うようなスクリュコンベヤで排土量を調整しながら、連続的に排出されます。
排土は、トロバケット又は圧送ポンプにより坑外に搬出します。
土圧式推進工法は、一般的にシルト、粘土の含有率が30%未満の場合に、掘削土の塑性流動化を促進させるために行われます。

土圧式推進工法

大中口径菅
密閉型

比較的狭い作業範囲で施工が可能

刃口推進工法との違い

・適用土質が広範囲。
・長距離推進が可能
・機械掘削なので推進速度が速いので工期が短い
・切羽(掘削面)が密閉されているので安全。
・機械費および仮設費が割高。
・推進時、切羽(掘削面)で障害物と遭遇した場合に対応が困難。

泥水式との違い

・大規模な泥水処理設備がないので比較的狭い作業範囲で施工が可能です。
・掘削土砂の搬出をトロバケットにより行う場合、施工性が若干劣る。

泥濃式推進工法

泥濃式推進工法

大中口径菅
密閉型

摩擦力の低減により
長距離、曲線に適応しやすい

泥濃式推進工法は、切羽と隔壁間のカッタチャンバ内を掘削土砂と高濃度泥水とを攪拌混合した土砂(泥土)で満たし、切羽(掘削面)の安定を図り、カッタヘッドで掘削しながら立坑に設けた元押ジャッキの推進力により推進管を推進、埋設する工法です。
掘削土は、掘進機内の排土バルブの開閉により、切羽(掘削面)圧を安定させながら間欠的に排土します。
排土は搬送可能な粒径以下に分級され、吸引力により坑外へ搬出されます。
また、吸引不可能な大きな礫は、トロバケットにより搬出されます。
郊外に搬出された掘削土砂は、排土貯留槽をへてバキューム車による直接運搬処分又は固化処理後ダンプトラックによる運搬処分が行われます。

刃口推進工法との違い

・適用土質が広範囲。
・長距離推進が可能
・機械掘削なので推進速度が速いので工期が短い
・切羽(掘削面)が密閉されているので安全。
・機械費および仮設費が割高。
・推進時、切羽(掘削面)で障害物と遭遇した場合に
対応が困難。

泥水式、土圧式との違い

・基本的に、管の外側25㎜をオーバーカッターし、固結滑材および高濃度泥水を充満加圧するので、摩擦力が低減でき、長距離、曲線に適応しやすい。
・吸引排土設備の排土能力上、最大適用管径は呼び径2200㎜程度まで
・大きい礫の搬出はトロバケットにより行うので人力が必要

スピーダーパス

スピーダーパス工法

スピーダーパスSpeeder pass

小口径菅
高耐荷力方式
泥水方式
二工程式

多種の推進管での推進も可能

スピーダーパスシステムは、本工法の最大の特徴である小型発進立坑から高精度推進を実現し、さらに低耐荷力管である塩ビ管を始めとする多種の推進管での推進も可能にした二工程泥水方式です。

最小φ1500の円形立坑からの発進を実現。

小口径の低耐荷力二工程方式の推進機で径Φ200mm~350mmまでのVP、VM塩ビ推進管に対応。 小型なφ1.5m~φ2,0mの立坑からも発進でき、コンパクトかつ、スピーディーな作業が可能である。

小口径の低耐荷力二工程方式の推進機で径Φ200mm~350mmまでのVP、VM塩ビ推進管に対応。 小型なφ1.5m~φ2,0mの立坑からも発進でき、コンパクトかつ、スピーディーな作業が可能である。

アンクルモール工法

アンクルモール工法

アンクルモール工法Unclemole

大中口径菅
密閉型
泥水式

ワンマン・リモート・コントロール方式

小口径推進工の難点とされる滞水砂礫層あるいはN値50以上の固結土層を対象として開発。 泥水加圧シールド工法の利点を応用し、軟弱地盤や崩壊性の砂層などに効果的。 掘進機、元押し装置、流体輸送設備等をシステム化した、ワンマン・リモート・コントロール方式で、省力化工法である。

泥水加圧シールド工法の利点を応用で、砂質土や軟岩など広範囲の土質が推進可能

偏心回転運動を行うカッタヘッドとクラッシャを備えた掘進機を先導体として、元押し装置、流体輸送装置、泥水処理装置および滑材注入装置等により構成されるシステムを用いて、推進管を立坑等からの遠隔操作により推進する泥水式推進工法である。

機械前面のスポーク型カッタで地山を掘削し、コーンロータの偏心回転運動により、外側コーンとコーンロータから構成されるクラッシャで取り込んだ玉石を破砕する機能を持つ。
推進可能な土質は、粘性土・砂質土・砂礫・玉石混じり砂礫・土丹・固結土・軟岩と広範囲にわたる。

掘進機内のテレビカメラで常に状況確認をしながら操作

本工法は元押推力によリ掘進機の前面を地山に押し付けて、切羽の崩壊を防ぐ一方、地下水圧に対しては送泥水圧でバランスをとります。掘削土はすべて流体輸送方式によリ搬出します。
発進立坑内に据付けたレーザーセオドライトのスポットを掘進機内のテレビカメラで捕え、操作盤上に表示し、掘進中は絶えずこれを

監視しながら方向制御ジャッキを操作します。万一、方向制御を誤った場合には、すぐ引き戻して再施工ができます。
元押装置は専用の3段式モールマイスターを使用しますと、推進管1本の全長をストラットなしで、連続的に押し切りますので、安全に、能率的に施工ができます。

リメーク特集ページへ